コモイ カスク No.5
メーカーが製造終了したということで、店頭在庫でおしまいになってしまうパイプタバコです。
パッケージやメーカーの説明ではバーボンのフレーバーということですが、缶を開けるとウィスキーのような香りはせずに、焦がした木のような香りとちょっと酸味の香りがしました。
火をつけて吸ってみるとやはりバーボンやウィスキーのフレーバーは感じられませんでしたが、ほのかな甘酸っぱさとビタークッキーのような香ばしさ、ほのかな甘みのある煙が口に広がります。これは何だろうと思いを巡らすと、最近私が好んで飲んでいるジェムソンのカスクメイツを思い出しました。
ジェムソン カスクメイツはアイリッシュウィスキーのジェムソンが熟成の最終工程でクラフトビール「スタウト」の熟成樽で風味を追加したウィスキーで、ナッツやカカオのような風味が加わった美味しいウィスキーです。コモイ カスク No.5もジェムソン カスクメイツのようなちょっとした香ばしさとほのかな甘みが楽しめます。私の好みのフレーバーです。
タバコ葉はそれほど湿気を感じない状態で、割と火持ちがよくすいすい吸えます。中盤以降もほのかな甘みは続きますが、スモーキーな香ばしさは減ったように感じます。
バーボンフレーバーとしては期待はずれになってしまう為か、ネットのレビューなどではあまり評価は高くないようですが、その期待をせずに楽しんでみれば、華やかさはないもののほんのりとした香ばしさと甘みが楽しめるパイプタバコです。
私の好みに合っていたので、生産終了が残念なタバコです。
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