W.O.ラールセン ファイン&エレガント
W.O.LARSENのFine&Elegantは私が初めて購入したパイプタバコです。
店員さんに「甘めのタバコ」でいくつか候補を挙げていただき、その中で商品説明の「オレンジのスッキリとした柑橘系の香りと、キャラメルの香ばしくも甘い風味」の一文に惹かれて購入しました。現在は青緑のパッケージですが、初回購入時は薄いクリーム色で上部に青緑の線と商品名が入っていました。
パウチを開けると、黒と薄茶のタバコ葉が硬めに詰められているので、少しづつ指でほぐしながらパイプに詰めます。タバコ葉やパイプに詰めた指からはお菓子のような甘くてフルーティな香りがしました。タバコ葉は少し湿り気を感じるくらいで、初心者の私でも火が消えにくく良かったのではないかと思います。
葉を詰めたパイプに火をつけて吸うと、柑橘系の軽やかで甘みのある煙が口の中に広がります。口の中だけでなくパイプから昇る煙も心地よい香りがします。
私にとってそれまでは、タバコは昔バイトで吸い殻入れを清掃する際に嗅いだ、ヤニの染み出した汚水のきつい臭いの悪いイメージでしたが、このパイプタバコ葉そのイメージとは全く違うものでそれが新鮮でパイプタバコに惹かれていくことになりました。
パイプタバコに限らず、タバコは高温にならないようにクールスモーキングに気を付ける必要があると言われますが、このFine&Elegantもそうで、高温になってしまうと柑橘系の香りや甘みが感じにくくなってしまいます。
甘い煙を口にどんどん入れようとしてついつい強めに吸って過燃焼になってしまい、煙の風味が落ちたり口の中をやけどしたり、を繰り返しながらパイプ喫煙の練習をしていったわけですが、そういう意味ではうまく吸えているかがわかりやすいこのタバコは最初のタバコ葉としてよかったのかもしれないと今では思います。
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